Webデザインあれこれ
Webサイトの制作費ってわかりにくい
Webサイトの制作費がわかりにくいとよく聞くので、
少しでも伝わればいいと思ってまとめてみました。
予算によってデザインの幅が広がる
低コストで運用する場合は、ブログや会員システムの制作ができないため、SNSなどで補ったり、デザインやコンテンツをありものを集めて制作することがあります。
例えばダイニングテーブルを探している人が
「収納がついていて高さ74cmの水色の木のダイニングテーブルがほしい」と思ったとしても、なかなか見つけることは難しいですよね。
そこに予算を費やすことで、材料をそろえたり作るための時間が確保されるため、ある程度思い通りのものを作ることができます。そこに金額の差が生じます。
予算によってコーディングでできることが広がる
SEO(検索エンジン最適化)やMEO(Google Map最適化)、SNS検索などの対応をしっかりしていくのであれば、データ分析をし、無期限で更新・運用保守を続けていかなければなりません。
更新をあまりしない場合でもコーディングをどのようにつくるか、何年耐えうるものにするか、というところが予算によって左右されることがあります。
ですので高い金額で制作依頼をすれば悪質でないかぎり品質は確実によくなるといえます。
しかし、閲覧のみを目的としたページに対して、無意味にデザイン以外の品質を追求して、その結果、予算を上げてしまっては、費用対効果を下げてしまいます。できるだけ低予算で目的を達成したい私たちにとっても、お客様にとってもプラスになりません。
そのために私たちはヒヤリングで目的を明確にし、達成するための要否を見極め、ご予算+αの効果を感じていただけるように工夫しています。
サテライトワークスは、目的によって予算を抑えたページの制作も得意ですが、最初に必要なものをたくさん準備しておき、次のフェーズで改修があった際に、大幅な作り直しをすることなく更新しやすいものとして制作することも得意です。
SEOってわかりにくい
Webサイトとはきってもきれない「検索エンジン最適化」。
じつは「SEO対策」ってあってないようなモノ、でもちゃんとあるものなのです。
検索結果での表示順や表示内容を意識する
キーワードの検索結果ページに表示される表示順や表示内容には一定のルールがあります。“いつ””どこで””誰が”検索したか、ユーザーが求めている情報がちゃんと見つかるのかどうか、ということをGoogle(検索エンジン)が判断し表示しています。
しかし、検索エンジンは機械なので画像の内容が読み取れなかったり、「あれ」「それ」がわからなかったりすることがあります。それをわかりやすくするために、webサイトを制作する人は「このサイトはこういった情報を載せています」ということを正しくわかりやすく検索エンジンに伝えなければなりません。
具体的に言うと”これがタイトル”で”これが段落”で”これが言いたいこと”という風に、およそ100あるタグと呼ばれる目印の中から適切なものを選んでつけてあげます。その印を元に検索エンジンがホームページの見ためから判断することが難しい部分を補い、表示順や表示内容をコントロールしています。
本当は全然難しくないSEO 人にとって快適なサイトを
では「名古屋、デザイン会社」というワードで検索したユーザーに閲覧してほしいからといって、「名古屋 デザイン会社」というワードに”これが大事”という印をつけて100個羅列するのはどうでしょうか?
文章として成り立っていなければユーザーにとって全く有益な情報ではありません。
訪問したユーザーもすぐに帰ってしまうでしょう。そのことは日々の進化によって検索エンジンも理解しています。Googleは今までも、これからも人にとって快適なサイト検索を実現しようとしているので上記のような対応をした場合はペナルティを受けて表示順が下がるでしょう。
人にとって快適なサイトを理解するためには
「その人が何を知りたくて検索したか」
「どんな状況で検索したか」
「そのあとどんな行動をするか」と想像することがとても大事です。
何を基準に判断しているのか
ワードからユーザーが求めている情報を掲載しているか判断する方法以外にも
「人にとって快適かどうか」はさまざまな観点から考えることができます。
例えば、
読み込みの速さ、情報の詳しさ、サイト全体のボリューム、ページの構成、広告、オリジナルの文章かどうか、お問い合わせ先があるか、SNS運用しているか、文字の大きさが読みやすいか、ボタンは押しやすいか、色覚、視覚、聴覚に障害をもった方も操作がしやすいか、人気のサイトかどうか、
などたくさんの項目があります。
「人間にとって快適であること」を追求すれば自然と必要な人に必要な情報が届きます。
ユーザーによっても違う
快適であるかどうかはユーザーによっても違います。
例えば「大須 居酒屋」と検索した場合、
・今大須にいるAさんには「すぐ行ける営業中の居酒屋のメニューや写真情報を」
・大阪在住でグルメな学生のBさんには「口コミの評価が高い居酒屋の情報や交通情報を」
・名古屋在住で最近バイトをやめたCさんには「アルバイトを募集している居酒屋の求人情報を」
・大須で居酒屋を経営しているDさんには「自分の居酒屋の情報を」
表示してあげることがユーザーにとって快適であると言えます。
ユーザー情報や、位置、検索履歴などを考慮し、ユーザーに合わせた結果を表示します。
サテライトワークスにできること
ページを見ただけでは、そういった快適さのお手伝いができているホームページであるかどうかはわかりません。ソース内にヒントはありますが、他にもいろいろな要因が絡んでいるからです。
私たちWebデザイナーやWebエンジニアは検索エンジンがちゃんとユーザーに届けてくれるような工夫をするだけなのです。それをSEO(検索エンジン最適化)やMEO(Google Map最適化)と呼びます。
私たちはお客様の目的を理解するのはもちろんのこと
ユーザーに寄り添い、ニーズにあったコンテンツを作ることを大事にして
デザイン制作をしています。
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